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次世代教育研究開発センター長

芝﨑 順司

教育工学/メディア研究

筑波大学大学院博士後期課程修了

放送大学次世代教育研究開発センターは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展や生成AIの台頭などの社会状況を踏まえ、放送大学の次世代教育を目指す研究開発を行っています。

学習研究部門と経営戦略部門からなり、学習研究部門では、教員が提案するプロジェクトに基づき、実験的で先駆的な取り組みを進めています。具体的には、学内に蓄積されている学習履歴データ等の整備、分析、可視化に関する研究、AIを用いた試験手法やテスト問題の改善、教材制作のDX化等に関する研究開発、メタバース上で構築するバーチャルラーニングコモンズやサイバー空間を利用した遠隔バーチャル演習等に関する研究、などを、3つのユニットに分かれて進めています。

経営戦略部門では、高大連携、障害学生支援、リカレント教育等のためのプラットフォームの整備、放送大学の教育実践の蓄積と遠隔高等教育標準の構築、IRなど、経営及び教育改善の視点から、教員と職員とが協働して調査研究を進めています。

本センターは設立2年目に入りましたが、次世代を見据えた挑戦的研究のかたわら、放送大学の教育改善に寄与する実装可能な研究成果もすでに出始めています。今後は、放送大学の教育改善にとどまらず、研究の成果や得られた知見を積極的に発信し、通信制大学の次世代の教育改善の一助となることを目指してさらに挑戦を進めてまいります。

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